何かが大切だと感じる心
遠いまなざしの先に映る青い空
何気ないココアの湯気
痛みを感じる心も

それが全て生きているからだと
当たり前のことだと
痛みを感じるたびに触れるものは

寂しいでもなんでもなく

ああ、生きているんだという 実感


指先に触れたその花弁も
ひとつひとつの 命であるという 実感


( 060715 )