其の白い肌が
其の艶やかしい黒髪が
其の触れるたびに私を掻き乱す指が
其の私を射抜く瞳が
愛しいと心が啼いている

私はきっといつからか貴方に恋をしていた
全て囚われて離れられないくらいに
意地張りな私の心は決して認めなかったけれど
本当はずっと貴方の瞳が語るものを知っていた


嗚呼 きみがいとしくてたまらない と


( 061231 )