ここに立てば どんなものも届くような気がしてた
青い空に浮かぶ雲
暗い夜空に輝く星
近づきすぎると地に落とされるかもしれない太陽も

届くはずなんかないって知ったのは
いつ頃の話だったかな
気づいたら受け入れて
そんな自分に嫌気すら感じたの

それでも 心のどこかで信じている自分がいる
もっともっと 高く行けば
届くかもしれないって
ばかみたいね 知っているはずなのに

届かないと知った あのときの自分を


( 070901 )