そんなあなたを 包み込めるような私に
なれればいいのに なんて
理想ばかりを追いかけて
現実を見ないのは わたし
ふとしたときに覗き込む鏡にうつる
醜いわたしの姿が そこにはある

“目を逸らして得られる物はなんですか”
逃げることしかできないわたしに
問い掛けてくるのは現実
もがいて生きて つらくなって
泣いて泣いて泣いて
“歩けない”と叫びつづけるのね

弱いのはわたし
歩きつづけることもできない
弱い弱い 存在


( 041030 )