もしも 君にとって
未来が必要のないものなら
それを逆手に私は歩いていくでしょう
愛を知らずに歩いていく君の後ろ姿
知りたくない と 心が拒絶しているのね

ひたむきに生きていくことを拒む君
どうしてかな それでも
「ひとりはこわいんだ」と
背中が訴えているように 見えるのは

もしも 私にとって君にとって
泣いていても 共に泣けるのなら
それはとても 幸せなこと
ささやかでも確かに存在する
ひとつの 幸せなんだよ と


( 041030 )