誰かを想って涙すること
誰かを想って笑うこと

すべてが人であるという証拠で
それが幸せだと感じるときが
私は大切で

冬が訪れると 途端に消えたその笑顔に
私はひたすら 無理して笑っていた


君を想い

泣いて

笑って

その度にまた 涙して


切ない想いがよみがえってくる
だから 笑うことはしないのだと
いつかそう誓った日々があった
今も続いているその誓いに
誰もが惑わされ

きっと二度と戻って来ない
君を想うたびに
私は 泣き 笑い ・・・そして



いつしか 冬の訪れるときは 笑わなくなったのです


( 050320 )