涙が溢れても拭う事などせず
明るすぎるその陽射しに目を細めて
両手で顔を覆い尽くし
全ての物から目を背けた

いいの、
もう。


どうせなら、あなたを目の前にして泣いてしまいたかった。


( 051031 )